次世代AQL開催システム開発

AQL2026埼玉リーグでは、「もっともっとワクワクできるAQLに!」をコンセプトに、有志開発チームとともに次世代AQL開催システムの開発を行っています。おかげさまで2026/7/5開催の「埼玉ミドル・チャレンジリーグ一般の部」では大きなトラブルなく第1回の試験運用を終えることができました。皆様のご協力に感謝致します。

 

2026年度は「あくまで試験運用」でありますが、利用を希望する団体のお声をいただいております。そのため、本サイトで機能の概要や開発状況、そして利用条件について説明させていただきます。

開発中の機能

  • Webに接続できる環境があれば、出題団体や参加チームがスマホ経由で得点を入力し、また閲覧できる。(baton社が提供するWebツール「Tokuten」に近いイメージ)プロジェクターがあれば、わかりやすく会場に映し出せる。
  • 特注の「USB連動早稲田式早押機」があれば、正解・誤答などの結果が自動入力される(「USB連動早押機」はAQLとして複数台保持。レンタルに伴う運搬費用等は利用する各大会が負担する)
  • 各チームにはエントリーシステムを通じ、アクセス用のQRコードを配布。QRコードから接続することで各チーム及び各人の情報にアクセスできる。
  • 現在の状況は、個人のスマホ、PCでリアルタイムで閲覧可能。
  • 試合終了後、結果は速報サイトに反映される(非公開で指定した試合は全試合が終わるまで公開はされない)
  • 各試合の結果は、指定したDiscordチャンネルに自動で速報される。
  • 全問題の正解記録が保存される。画面上にも直近3人の正解者が記載される。
  • 個人成績が記録され、個人ページで閲覧可能。また集計を行った「AQL三冠」が掲載される。
  • 指定した試合が全て終わると移動指示が出る。
  • (管理者に限る)全部屋の進行状態をリアルタイムで把握できる。
  • 他、「参加者がもっとワクワクできる」「運営が楽になる」を合言葉に、様々な機能を実装中。

開発スケジュール

2026年度中は、ボランティア開発者に多大なるご協力をいただきながら、テスト及び開発をAQL埼玉主導で行っている。

日程 概要 開発予定

2026/7

AQL埼玉ミドルチャレンジ一般で第1回試験運用

3台の早押機との自動連係を実現。コバトンナイン形式に対応。【済】

2026/8

AQL埼玉ビギナーチャレンジジュニアの部で試験運用

連動早押機2台+通常早押機2台(スマホ得点付)のハイブリッド運用を実現。

Uチャン方式(2-30チーム)に対応。

2026/9

希望する各地域リーグで試験運用

希望する練習試合で試験運用

各地域で想定される形式に対応する。

(アックス15、西東京12等)

同一チームとの複数対戦に対応(ひたすら3チームで問読みを交代するなど。主に練習試合向け)。

2026/12

AQL埼玉トップリーグで実運用

以上をバグなく運用できるか最終テスト

*2027年3月の全国大会で活用するかは、ここまでの完成度を踏まえた全国大会スタッフ次第。

新システムのAQL地域リーグでの利用

 

AQL地域リーグでの利用は可能とする。2026年度はテスト運用となる。利用にあたっては、以下の3条件を認める地域のみ使用許可を行う。

  1. あくまで試作品ということを理解し、「バグ出しに地域として協力する」という考え方でご利用いただけること。その趣旨を参加団体全体が把握している。
  2. クイズを行う全部屋において、Web接続環境(スマホ通信でもOK)を確保すること。
  3. 「バグ」「Wifi設備故障」等でシステムアクセスが不可能になったことも想定し、バックアッププランも考えて運営を行うこと。

*USB連動早押機は無くとも運用可能だが、利用する場合AQLで3台保有しているものを用いる。保管者に依頼をして持ってきてもらうことは可能だが、最低限謝礼は出すこと(埼玉リーグは早押機持参・PC持参・当日8時間手伝いに対し、各8000円の謝礼を支払った)

 

利用を希望するリーグは遅くとも大会開催1か月前までに申し出るものとする。特に複雑なリーグの組み方をする場合、早めに申し出る。

*以上は地域代表からの申し出を基本にしておりますので、利用を希望されるAQL加盟・登録団体の方は、ぜひ地域代表に使いたい旨を提案して下さい。

 

【参考:埼玉での3条件の対応状況】

1.埼玉は以下の文言で参加前に許諾を得ている。

「本年度埼玉リーグの各大会では、USB得点表示連動早押機等を用いた「全部屋連動の自動進行システム」のテスト導入を行う予定です。新ツールを導入するとはいえ適切な運営(AQLフェアプレイ規定に従った運営)は堅持する予定ですが、全国初のテスト導入ということで各種トラブル等が発生する可能性がございます。その点をご理解の上エントリーください。」。

2.Wifi接続可否や電波状況は出来る限り事前にチェック。ホールは有線1本しかなかったため、安いWifiルーターを購入して対応。最悪は電波からのテザリングができるように対応。

3.埼玉リーグでは以下を行った

・名札は廃止。当日トラブルが起きたときは、名前記入は手書きで対応する。

・結果画像バックアップ環境に留意する。具体的に以下の対応

⇒Discordの自動投稿がしっかり行われているか、各出題チーム確認させる。

⇒自動投稿が止まるラスト3試合は、念のため終了後スマホで結果を撮影してもらう。

・トラブル対応は以下を想定

「Wifiが使えなくなった」「スマホは接続できる」・・・連動早押機利用のみ中止し、手動での入力に切り替える。

「サーバーがダウンした」。・・・結果画像をもとに全試合入力するよう専任スタッフと全チームに協力を求める。その後は旧速報サイトを利用。(これに備え、旧速報サイトも設定しておく。)旧速報サイトもダウンした場合はローカルExcelで計算を実施する。

練習試合等での利用について

2026年度は「AQL埼玉リーグ加盟団体代表者本人、あるいはAQL埼玉各加盟団体の代表者が責任を持って仲介する場合」に限り、練習試合等でのテストを兼ねた利用を認める。

 

【背景】

・練習試合ではテスト環境をお使いいただくことになるが、まだ情報管理が不充分であり、テスト環境利用者間でチームメンバーや名札の閲覧ができるリスクが存在する。このため完全に一般公開するのは難しく、また無尽蔵にサポート対応するのも困難。これを踏まえ、責任をもって運用できる方に限りたい。

・今回のツール開発/テストはAQL埼玉リーグが管轄し、開発費やテスト費(及びその手間)はAQL埼玉リーグが負担している。(例えば、備品の貸し出し費用等だけでもテストに3万円程度加盟費から拠出している)基本、開発中優先的にツールの恩恵を享受するのは、原資となる費用を負担し、地域全体としてテスト協力を表明しているAQL埼玉リーグ加盟団体である。よって、AQL埼玉加盟団体はテスト開発中のツールの優先利用ができるという考え方とする。

・「責任もって仲介できる」という条件を満たせば、埼玉以外の地域や、中高生の練習試合での利用も可能とする

 

2027年度以降については、開発状況を踏まえ今後方針を決定します。

何故埼玉リーグなのか?

「AQL全体に共通するシステム開発を、なぜ埼玉リーグで行っているのか?」

について最後説明します。

もともと、AQLの前身となった「コバトンカップ」は、埼玉地域に限定した団体戦でした。

計6回の開催を行う中で、「コバトンナイン」と呼ばれる持ち寄り団体戦の形式・ノウハウを確立していきました。それが、現在AQLとして全国に展開された形となります。

また、AQLとして教育委員会の後援を取得したり、新聞やテレビ取材の受け入れを行ったのもAQL埼玉リーグ(もしくは前身のコバトンカップ)が初です。これらのノウハウの一部は全国の運営に展開されています。

「新しいことにチャレンジしていく」。この初心を忘れてはいけないと、AQL埼玉代表としては考えます。新たなことを行うことでトラブルが起きるリスクは当然ありますが、保守的になったらAQL埼玉ではないと考えます。

今回の新システムの導入をまずはAQL埼玉で開発しながらテスト運営させていただきます。うまくいった暁には、希望する地域に展開しけるような技術にしていきたいと思います。

この進め方についてご承認いただいたAQL前会長の佐々木氏、現会長の前田氏に心より感謝致します。また、本方針を了承の上エントリーいただいたAQL埼玉加盟・登録団体の皆様にも感謝致します。