AQL2025出場枠決定方法

2025年6月開催の「AQL総会」にて最終確定します。

 【AQL2025全国大会進出枠決定方法】

 

1.全国大会の会場をまず確保し、それに応じて出場チーム数(G枠・J枠)を仮決定します。

・G枠(General):一般の部の全国大会出場チーム数

・J枠(Junior):ジュニアの部の全国大会出場チーム数

 

2.5月末時点で、各地域リーグの規模に応じた 「リーグ規模係数(X)」 を算出します。

 この係数に基づき、G枠・J枠を各リーグへ分配します。下記の基本ルールに従って配分します。

 

3.その後、追加で会場を確保できた場合には、全国大会の出場チーム数(G枠・J枠)を増やすことがあります。

 その際は、会場の規模などを考慮して、新たな枠数を算出します。

 

4.リーグ規模係数は、定期総会時点で原則として固定されます。

ただし、以下のような場合には例外的に見直します:

・あるリーグで、 3チーム以上の参加増減があった場合

・開催されなかったリーグがあった場合

  一般枠数(G枠) ジュニア枠数(J枠)
前回優勝枠  1枠 1枠
通常枠 G枠から1枠を除いた数 J枠から1枠を除いた数
地域間プレーオフ枠 (なし) (なし)

代表枠数計算Excel

(2024/8/1バージョン)

下記Excelで機械的に決定する。

ダウンロード
AQLwaku2024計算.xlsx
Microsoft Excel 31.8 KB

【カウント条件】

 

~一般の部~

 

以下のいずれかを満たすこと

・5月31日時点での、エントリー有無にかかわらず、前年度参加していること

・5月31日時点で、5人以上がエントリーしていること

 

~ジュニアの部~

 

以下のいずれかを満たすこと

・5月31日時点での、エントリー有無にかかわらず、前年度参加していること

・5月31日時点で、5人以上がエントリーしていること

・5月31日時点で、5人以上がエントリーしていないが、チームとしてはエントリーしており、正式登録団体である

 

~地域の考え方~

 

・前年度参加した → 前年度参加地域に計上

・前年度どこにも参加しておらず、今年度(5月末までに)エントリー → エントリー地域に計上

 

※地域の考え方の例外:合同チームの場合

・5人以上でエントリー → エントリー地域に計上

・4人未満でエントリー → 前年度参加地域に計上

[各枠詳細]

[重要な前提]

【地域リーグへのお願いと運用上の注意】

 

地域リーグに所属する加盟団体、特に全国大会出場相当のチームに対しては、以下の点にご協力をお願いします。

 

■ 地域リーグ運営に関するお願い

・ジュニアの部(高校生以下)を原則併設し、次世代の育成に貢献してください。

・初参加の初心者チームも含め、すべての参加者が楽しめる環境づくりに努めてください。

・実力別に「トップ」「チャレンジ」などの2リーグ制を採用する場合は、上位リーグの参加者が下位リーグの運営に積極的に関わってください。

・上記の運営負担を地域代表に一任せず、リーグ全体で協力し合う体制を目指してください。

 

■ 守られなかった場合の対応

以下のような場合には、全国枠の縮小または剥奪を行うことがあります(リーグの開催有無に関わらず適用されます)。

・地域リーグの運営が破綻し、運営が一部の人に偏っていると判断された場合

・全国側から示されたタスク(地域代表タスク)が適切に遂行されていないと判断された場合

※全国枠が縮小または剥奪された場合は、原則として次点のリーグに枠が振り分けられます。

※あらかじめ「上記の条件を満たせない」として、リーグとして全国枠の一部または全部を辞退することも可能です。

 

[前回優勝枠]一般ジュニア共通)

前年度のAQL全国大会で優勝したチームが、翌年度出場見込みの地域リーグに、全国枠を1枠追加付与する。ただし、翌年同じリーグに加盟・出場した場合に限るが、実質的にリーグが分割された場合などは、優勝枠を継承するものとする。

 

[通常枠]一般ジュニア共通)

「リーグ規模X(一般)、x(ジュニア)」に基づき、前回優勝枠を除いた枠を割り振る。

割り振りは、前回優勝枠とは別に各リーグに固定1枠ずつを与える。ただし、リーグ規模2以下の地域には固定1枠は与えられない。

2枠目以降については北欧などの比例代表選挙で用いられる「サンラグ式」をベースに、より少数地域が有利になるように係数を調整した方式を採用。具体的方法は以下

1.各リーグについてリーグ規模「X(x)」を以下に基づき算出。

2.各リーグs枠目の評価値(2X/s(s+1))を計算(Xを1, 3, 6, 10, 15で割っていく)。

3.評価値(2X/s(s+1))が多い順に出場枠を割り振っていく。評価値(2X/s(s+1))が同一数値の場合、「AQL2024」の「地域順位」が高いリーグを優先とする。「地域順位」の決め方は以下の通り。

  • 前年のAQL全国大会における地域内最上位チームの順位を「地域順位」とする。ただし、優勝チームを出した地域に関しては、前回優勝枠を既に与えていることから「地域順位」は最下位とし、新規設立リーグはその1つ上の順位とする。(複数ある場合は、設立が早い方が上位)

全国大会の順位は、以下の通りに定義する。

  • 全国予選リーグを突破したチームはそれ以降の順位、全国予選リーグで敗退したチームは全国予選リーグ内順位を参照し、全体の順位付けを行う。
  • 全国予選リーグを突破し、同じラウンドで敗退したチームについては、一般の部準々決勝敗退の場合は、全国予選リーグ上位から順位付けを行う。決勝トーナメント(ジュニアベスト8を含む)で敗退したチームは負けた対戦相手の順位がより高いチームを上位とする。
  • 全国予選リーグまたは一般の部準々決勝で敗退し、全国予選リーグ順位が同じだったチームについては、同じ全国予選リーグの中で決勝トーナメントに進出したチームの順位がより高かったリーグを上位とする。

リーグ規模X(x)の算出方法

「リーグ規模X(一般)、x(ジュニア)」については、以下のように算出する。

 

「ジュニア正式登録団体」「一般正式加盟団体」「ジュニア準登録団体」「一般準加盟団体」のうち、該当地域リーグにおいて下記のいずれかを満たしている団体数をリーグ規模とする。同年度5月末時点で、 「AQLに参加見込みの団体数」をリーグ規模X(x)とする。具体的には以下1.2.の合計とする。

1.前年度(AQL2024)の該当地域リーグに出場した。(ただし、年度最初のリーグ数を決する総会までにリーグ分割や統合が行われた場合は、分割統合後のリーグとしてカウントする)

 

2.どのリーグに対しても1.を満たしておらず、該当年度(AQL2025)に「5人以上のメンバー登録を行った」あるいは「ジュニア正式登録団体の資格を満たした」うえで該当地域リーグに対し先行エントリーをしている(ただし、年度最初のリーグ数を決する総会までにリーグ新設・分割・統合が行われた場合は、新設・分割・統合後のリーグとしてカウントする)。 

 

ジュニアの部において上記で認められる加盟団体数は、基本「学校を母体とした団体」「会長及び地域代表者が認めた教育機関連合」のみ。学校チームが分割して出場した場合も、加盟団体数としては「1」としてカウントする。ただし、中高一貫校で、中学・高校を別母体として加盟申請があった場合、AQL会長判断で「加盟数2」として認める場合がある。

 

合同チームの算出について

※合同・分割にかかる取り扱いは様々なパターンがあり、集計が困難であることから、前年度実績を集計対象とせず、エントリーベースで集計する

 ただし、同一チームから構成される合同チームが5人未満でエントリーした場合には、前年度参加実績をもってカウント対象とする

 

リーグ規模X(x)の期中見直し

原則、リーグ規模X(x)は5月末時点で決定する。

ただし、以下の場合見直しを行うことがある。

  • 当初見込まれていたリーグ規模が、「3以上」増減した場合
    • 1.の形で参加していた団体が、他リーグ移籍し増減した場合
    • 2.の形で参加表明していた団体が、最終的に5人以上のメンバーで地域リーグに参加しなかった場合。
  • (一般及びジュニアの)リーグ開催が適切に行われなかった場合。
  • リーグの分割・合同などの再編が行われ、AQL会長が必要と認める調整を行う場合。

以上の見直しは、「3以上の増減」「未開催」が確定した段階で、該当リーグのX(x)のみを見直したうえでの再計算、または次点地域の繰り上げを行う。なお「地域リーグが正常に運営されていない」とAQL会長が判断した場合、開催済みでも代表枠が削減されることがある。

 

【地域間プレーオフ】一般ジュニア共通)

地域間プレーオフについては、本年度は実施しない。

 

[地域間の枠のやり取り]

隣接地域間などでプレーオフを行うなど、枠のやり取りを行うことは、地域代表間が合意すれば認められる。


【AQL2024全国進出枠振り分け】

(以下は昨年度のサンプルです。6月の総会で2025の枠が決定する予定です)

上記の内容をもって、AQL2024の全国進出枠を計算し、以下の通りとなった。

上記ジュニアの部。次点(プレーオフや繰り上がり対象)は順に「東京西2位」「東北2位」「関西東2位」

上記一般の部。次点(プレーオフや繰り上がり対象)は順に「北海道2位」「東海2位」「甲信越北陸2位」