問題作成部門

赤字は未決定部分青字は2022年度から変更となった主な部分です。

「第3回クイズ作問甲子園」

 

「夏のセンバツAQL」では、「問題作成部門(通称:「クイズ作問甲子園」)」として、AQL公式ルール1試合で使う42問(40問と予備2問)の問題をご応募いただきます。中高生はもちろん、大学生以上もご応募いただけます。ご提出いただいた問題を用い、中高生を対象とした「夏のセンバツAQL」リーグ戦を運営します。ご提出いただいた問題は、社会人有志により審査を行い、上位の中高へは表彰も予定しております。

トップリーグに出場される中高チームは、問題作成部門への参加を必須とします。トップリーグに出場しない団体も、問題作成部門のみへの参加も可能です(問題作成部門にご応募いただいた大学生以上の団体は、センバツAQLで枠に余りができたとき、優先してご参加いただく予定です)。

 

【エントリー及び締切】

エントリーサイト

エントリー締め切り:6月20日

 

問題受付開始:6月15日頃を予定

問題提出締め切り:6月30日23:59 

参加資格

活動実態のあるクイズ愛好団体であれば、規模を問わず、ご応募いただけます。

  • 審査員による審査・採点は、応募があった全チームを対象に行います。
  • 表彰の対象となるのは、「中高チーム」のみです。
    • ただし、高校・高専所属の方でプレイヤー部門への出場権が無い年齢の方(例:高専4年以上等)も問題群作成メンバーに加わることができますし、その場合も表彰の対象となります。

問題作成規定

 問題提出Excelフォーマット

(昨年度からフォーマット変更しているので注意!昨年度のフォーマットを用いると、コース選択ができません!)

 

【2022/6/12追記】

「Googleスプレッドシートを用いて作問甲子園の提出フォーマットを編集しようとすると、ジャンルがセレクトできない」というお問合せがありました。事務局で協議し、以下のいずれかの方法で出場者にご対応いただくことにしました。

 

1.Googleスプレッドシートを使わない方法で編集・提出する。

2.ジャンルを選ばず提出する(ジャンルを選んで提出することは、審査基準の対象外です。ただし、偏りの状態をユーザーの方で確認できなくなり、最終的に偏ることが危惧されるため、不利なのは間違いないです。) 

3.リンク先の簡易セレクトが可能なフォーマットを用いる

 

 

注:3のフォーマットは、Googleスプレッドシートでは別ページからのセレクトが難しいようでしたので、簡易的に11の大ジャンルから選択できるようにしてあります。これで、1シート目の現在のジャンル状況は確認可能です。

 

  • AQL公式ルールでの使用を前提とした、「42問の早押しクイズ問題」をご用意いただきます。
  • 作成に際しては、AQL問題作成正誤判定マニュアル並びにExcelフォーマットの注意書きに従って下さい。
  • エントリー締切となる日付までにエントリーをお願い致します。
  • 作成した問題は、上記Excelフォーマットの形で、指定期日までに、aqlkoshien[at]gmail.com宛にメールでご提出ください([at]は@にかえてください)。チームで誰もExcelやGoogleDocsをどうしても使えない場合、それ以外のフォーマットも認める場合がありますので、エントリーフォーム送付時にお書きください。(今後クイズ活動や各種活動に役立つことも踏まえ、Excel等の使い方を学んだうえでご提出いただくことが望ましいです)
  • 問題は、未発表の問題でお願い致します。同問題を使い、トップリーグ・ミドルリーグ・チャレンジリーグを運用するためです。
    • 校内のみで発表し、他校が知りえない問題(問題集化や会報化もしていない)であれば、提出してかまいません。
    • 1年生チームがチャレンジリーグに出場する場合も、1年生チームと共に問題を作っていただいて構いません。(該当1年生チームには、同校が出題した問題が出されないよう配慮します)
  • 提出後、作成団体のクレジットを入れることを大前提に、AQL実行委員会の判断で問題を再利用・頒布等をさせていただくことを了承の上、ご応募ください。具体的には以下が行われる予定です。
    • 大会終了後の、問題提出チームへの共有
    • (作成校をクレジットした上での)問題の公開(特に上位となった問題群は何らかの形で公開させていただく場合があります)
    • 「ミドルリーグ」「チャレンジリーグ」や、「埼玉ビギナーリーグ」などの初心者向け活動での利用
      • その際、スタッフ側で問題文の一部を修正し出題する可能性があります。
    • 新・一心精進アーカイブプロジェクトなどのクイズデータベースへの提供、そちらからの再公開、デッキ作成などを目的とした一部改変(元の文章を参照できる前提)
    • AQLによる出版物での販売(高校生が創った問題である以上、現時点ではそこまで大々的に販売等を行う予定はございませんが、「過去のAQL問題集」などをまとめて出版する際に掲載させていただく可能性があります。なおその際の収益は、Webクイズでのサーバー利用料や、お手伝いいただく大学生のバイト代など、皆様が参加するAQL運営に活用します)
  • 問題作成にあたっては、社会人作成によるAQLの過去問等を参考にするとよいかもしれません。
    • こちらで販売されております。
    • 新・一心精進データベース」にも問題が公開されております(5月末日までにAQLへメールアドレスを登録をした中高生には、例年無料アクセス権を付与しています)
    • 各審査員に、理想とすべき問題を挙げていただきますので、そちらを参考にするのもよいと思います。

【審査基準】

問題は、社会人審査員により、締め切りまでに提出された全問題を審査し、採点を行います。審査員全員の点数を合計した点が、上位となった中高・高専チームを表彰します

下記基準をベースに審査が行われますが、審査員により比重を置く点は異なります。詳しくは審査員コメントをご覧ください。

  • 「AQL公式ルールで早押しクイズ真剣勝負を競うのに、ふさわしい問題群」であるか?
    • 似たジャンルが近すぎるタイミングで出題されるよう並び替えられていないか。
    • 「正確な問題」であるか。別解は可能な範囲で事前に調査し、記述しているか。「嘘問題」が無いようにしているか。
    • 問題文が日本語として適切であるか。誤答に厳しいAQLルールでの出題を想定し、明らかに誤解を生みやすい問題文は避けているか。
  • 「クイズ初心者を含む中高生に出題する」という前提の難易度になっているか?
    • 「初心者」も答えられる・反応できるような問題がきちんと配置されているか。
    • いたずらに難しいだけの問題はないか。
  • 「新しい切り口」を意識しているか?
    • 「クイズの世界で有名」であることよりも、「一般の世界で有名」であることを意識しているか。
    • 単純な言葉・知識も、今までにない切り口で問う工夫をしているか。
  • 「自分のチーム以外の、第三者が問読み・正誤判定すること」を意識しているか?
    • 読みにくい漢字には( )カッコでフリガナを振っているか。
    • 正誤基準を明記しているか?(即正解となる別解に「〇」、もう一度となる想定回答に「△」、即誤答とする想定解答を「×」として列挙するなど)。また、その基準は適切か?
      • 例「現在野球界で活躍している柳田悠岐(やなぎた・ゆうき)、坂本勇人(さかもと・はやと)、前田健太(まえだ・けんた)、田中将大(たなか・まさひろ)はいずれも西暦何年度生まれでしょう?(TRIQ出題問題より引用)」
        正解 1988年度
        ○1988年生まれ

        △昭和63年、ハンカチ世代はもう1回。
        ×1989年(全員1988年4月〜12月生まれ)
  • 基本的な応募要項を守っているか?
    • AQL問題提出基準に原則準拠しているか(注:意思を持って基準に従わないことは可能)
    • 問題提出フォーマットに従っているか。
    • 締め切りまでに提出しているか。

審査方法

今回、二段階選抜を行います。

 

【一次審査(?→6)×3】

  • 全応募チームに、一次予選の審査を、A・B・Cの3コースから1コースを選んでいただきます。
    • Aコース 徳久倫康 中林もも 飯星洸一郎

    • Bコース 近藤仁美 鶴崎修功 贄祐太

    • Cコース 能勢一幸 三木智隆 中山拓海

  • 応募問題のExcelファイル提出時に、A・B・Cの3コースから、「第1希望」「第2希望」をご記入いただきます。
    • 各コース定員は締め切り時点で「中高生チームの応募数/3(小数点切り上げ)」となります。
    • 問題提出が早かった団体から順に希望通りのコースとなります。提出が遅かった団体は、提出順に第2希望以降に回ります。
      • 後から問題の差し替えを行った場合、最終差し替えを行った時点を提出タイミングとして扱います。
    • コース未記入で提出した場合、古いExcelフォーマット(コース選択がないもの)で提出した場合は、選択優先順をラストにした上で、「第1希望A 第2希望B」として扱います。
    • 大学生以上の応募については、極端な応募がない限り、可能な限り第1希望のコースで審査致します。
  • 各コース内の中高生チームにおいて、審査委員がつけた合計得点上位各6チーム、計18チームが、決勝戦に進出します。(大学生以上の応募があった場合、通過相当の点数を取っていた場合、決勝戦に進出します)
    • 同点の場合、より上位につけた審査委員の数が多い方が上位とします。
      • 2位(4pt)1人つけた方が、4位に2人(2pt×2=4)つけているより上
    • それでも完全に同点の場合、問題提出が早い方を上位とします。(後から問題の差し替えを行った場合、最終差し替えを行った時点を提出タイミングとして扱います。)
  • 各チームの審査委員に、そのコースを選んだ全問題を7月始めまでに送付します。各チームの審査委員に担当となった問題を一通りご覧いただき、7月下旬頃までに採点結果をExcelで送付していただきます。
  • 各審査員は、上記「審査基準」を踏まえつつ、どの点を重視するかは各審査員にお任せします(審査員に事前調査し、可能な範囲で明示するようにします)。
  • 各審査委員には、問題への指摘を各校に行っていただき、「センバツ」での出題の参考にしていただきます。

【二次審査(18→1)】

  • 上記上位18チーム(+大学生以上の優秀作)について、決勝担当審査委員で同じように採点を行い、作問甲子園優勝校を決定します。
  • 同点の場合、夏のセンバツ事務局長判断で表彰先を決定します。

【一次予選・二次審査 共通ルール】

  • 各審査委員には、提出した学校名を伏せて問題をお渡しします。
  • 審査員は一つ一つの問題を裏取りしたりすることは原則致しません。ただし、審査員の誰かが「正確でない問題」を見つけたとき、その事実を審査員内で共有し、審査の参考にする場合があります(指摘を減点の対象にするかは、各審査員の判断)。
  • 審査委員メンバーを対象に、提出があった全問題(審査対象外の問題を除く)で早押しクイズを行う機会を設ける場合があります(各審査員の参加は任意)。なお、出題は「問題提出が早い順」に審査し、時間が無くなった場合提出が遅い団体の早押しをしない場合があります。
  • 採点は各団体が作成した「(一問一問ではなく)問題群全体」に対して行っていただきます。各審査員の基準で「1位5pt」「2位4pt」「3-4位3pt」「5-6位2pt」「7-9位1pt」をつけます。
  • 一次審査と二次審査を両方行っていただく審査委員には、一次審査の点数を一度リセットし、再度点数をつけていただくことになります。
  • 後日の初心者向け出題を想定し「初心者に対して出題しやすい問題群か」についても余裕があれば評価していただきます(こちらは今後の用途を決めるために行うものであり、総合点には関係ありません)
  • 採点結果は、下記Excelに記入していただきます。
  • 一次予選結果や、表彰対象は、全審査員がつけた点数を合計し、決定します。
  • 審査結果は、「一次審査の上位6チームの、一次審査結果」「二次審査のポイント合計上位10位内のチーム」「新設校の表彰対象」「審査員誰か一人でも1位を付けたチーム」は、どの審査員が何点をつけたかという内訳を含め、点数を公表する場合があります。

審査員用Excel

(今後審査員のご意見を伺いながら修正していく可能性があります。)

 

審査委員及び審査基準

こちらのリンクをご覧ください。