第8回AQL総会議事録

(内容は速報です。一部、出席者の指摘を受けた上で、誤字など議事内容を調整する場合がございます。)

青字が昨年度から微変更する見込みのある部分など、注意すべき点。

 

日時:2022/6/3(金)21:00-23:00(インターネットDiscord上)
出席者:
【地域代表者】増茂弘規、奥山智朗、石上弘登、市川尚志、杉本光季、多ヶ谷有、大畑壮也、輿友浩、小鍋祐輔、山田直樹、田中克実、小泉直也、北田吏、野津英樹、杉原優樹

【候補者】佐々木康彦

【オブザーバー】伊藤倫、春日誠治、能勢一幸、西駿太郎

【議事進行(議事録作成)】市川尚志(AQL2021年度会長) 

 

【議事1】新リーグ設立および新地域代表確認

 【新地域リーグ創設の承認】

・同志社クイズラバーズ、京都大学クイズ研究会・Mutius、QUIZ Kangaroo、五条大橋クイズ会、浜押会、Shoegazar、京都府立大学クイズ研究会、膳所高校クイズ研究班、西大和学園クイズ研究部、東大寺学園出場者一同、滋賀県立守山高校出場者一同、畝傍高校新聞部、洛南高校・附属中学校クイズ研究部による提案を受け、小泉直也を地域代表とする形で、「関西東部リーグ」を新設する。

 

 【地域代表者交代の承認】

・北海道大学、旭川クイズサークルQ日の会、道南クイズサークル臥Q山、OQTオホーツククイズチーム、NQP、北海道草クイズ連合、邸、はじめてのクイズ2022、SWQ、北嶺中・高等学校出場者一同、札幌南高校出場者一同、QRiK、旭川東高校出場者一同の支持を受ける形で、増茂弘規が北海道リーグの新代表となった。

・茨桐会、茨城大学クイズ研究会IBUQI(Bチーム含む)、筑波大学クイズ研究会、しもつかれQ楽部、茨城県立水戸第一高等学校出場者一同、群馬県立前橋高等学校出場者一同、栃木県立宇都宮高等学校出場者一同、茨城県立竹園高等学校出場者一同、茨城県立土浦第一高等学校出場者一同の支持を受ける形で、石上弘登が北関東リーグの新代表となった。

・千葉大学クイズ研究会ミルフィーユ、早稲田緑問会、Qurio、昭和学院秀英中学校・高等学校クイズ研究同好会、渋谷教育学園幕張中学校・高等学校出場者一同、千葉県立千葉高等学校出場者一同、千葉県立船橋高等学校出場者一同の支持を受ける形で、杉本光季が千葉リーグの新代表となった。

・富山大学クイズ研究会(Bチーム含む)、SQL、山梨クイズ連合、新潟大学クイズ研究会NNQ、駿台甲府高校出場者一同、甲府南高校出場者一同、長野県諏訪清陵高等学校出場者一同、新潟県立新潟高等学校出場者一同、長野県松本深志高等学校出場者一同、クイズ同好会、長野県長野高校出場者一同の支持を受ける形で、山田直樹が甲信越・北陸の新代表となった。

・Ricotta、北Q会、九州大学クイズ研究会、鹿児島クイズ愛好会、熊本大学クイズ研究会、熊本クイズ愛好会・大分クイズ愛好会連合、立命館APU×大分大学、福岡大学クイズ研究会、西南学院大学クイズ研究会、筑紫碩学奨励会、修猷館高校出場者一同、SGS(仮)、熊本県立熊本高等学校出場者一同、福岡高校社会研究部出場者一同、ラ・サール学園出場者一同、宮崎大宮高校出場者一同、HSQC、福岡県立筑紫丘高等学校出場者一同、福岡県立新宮高等学校出場者一同の支持を受ける形で、杉原優樹が九州リーグの新代表となった。

 

   以上、地域代表者等と共に、申請団体の活動実態等を確認。代表交代が会則に従ったものであるため、2022年度AQL執行部として新リーグならびに新代表を承認した。

 

【留任となる地域代表者】

以下のメンバーは、2021年度に引き続き、地域代表者を務める。

東北リーグ地域代表 奥山智朗

埼玉リーグ地域代表 市川 尚志

東京西部リーグ地域代表 大畑壮也

東京東部リーグ地域代表 多ヶ谷有

神奈川リーグ地域代表 輿友浩

静岡リーグ地域代表 小鍋 祐輔

東海リーグ地域代表 田中克実

関西西部リーグ地域代表 北田 吏(名称変更)

中四国リーグ地域代表 野津 英樹

 

以上の運営体制で確定とする。

全国15リーグ体制でAQL2022の運営を行っていく。

 

【議事2】AQL会則の変更について

AQL会則に対して、以下の変更が提案された。

 

1.年度の変更

AQLは4月1日から3月31日までを年度としていたが、例年AQL全国大会が3月末にあり、各種支払いが5月までずれ込むケースが多々発生している。年度をまたぐ会計発生は会計処理を煩雑にし、事務作業の増加を招くと共に、報告すべき方々に対してわかりにくい会計報告をすることになる。

この現状を顧み、AQLの会計年度を7月1日から6月30日までと変更することを提案する。

 

2.役員報酬の設定

AQL役員の負荷が年々増加しているが、これに対する報酬額設定についての会則が無かった。また、会長が直接的に関わる企業に関する予算執行を会長の裁量で自由に行えてしまうことについても、今後を踏まえると修正必要がある。これを踏まえ、「総会で指名された役職についての役員報酬は、総会で決定する」「会長が指名した役職については、会長が適正な範囲で報酬額を決定する」「会長と直接的な利害関係がある個人・団体についての予算執行については、総会決議を必要とする。総会で指名した者にその権限を委譲する形も認める」という形を提案する。

 

3.監事の任期

監事の任期について、会の正常な運営を踏まえると長く務めすぎるのは望ましくない。これを踏まえ、一般社団法人の例などを参考にし、「任期2年で3期以上務められない(基本最高任期連続4年)」という形に変更する。

 

4.記述不十分な部分の追記

 

 

以下、具体的な変更点(青字)

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(機関・議決)

第9条 3 総会は会長が招集するものとし、毎年1回以上開催し、次の事項を議決する。

(5)会長、並びに監事の役員報酬の決定

 

(役員会)

第10条 本会に次の役員をおく。

会長(1名)会長は本会を代表し、本会の運営や予算執行に関する最終決定権を持つ。毎年4月から9月の間に実施する総会で選出され、翌年の総会でまでを任期とする。

5 会長及び幹事長に対して、総会決議に基づき役員報酬を設定することができる。報酬額等は、総会決議を経て決定する。

6 会長が指名する副会長、幹事長についての役員報酬額は、会長により決定することができる。

7 会長と直接的な利害関係のある個人及び団体(会長の親族、会長が役員で団体、雇用関係のある団体など)に関わる予算執行に際しては、総会決議が必要となる。当該団体との交渉・最終決定権を、総会決議を通して会長以外の別の者に委任する形も認める。

 

(監事)

2 監事の任期は2年とする。また、引き続き2期(各期における在任が2年に満たない場合も、これを1期とする。)を超えて在任することができない。

 

(事業年度)

第12条 本会の事業年度は、毎年7月1日から翌年の6月30日とする。

 

第17条 第8条「地域リーグを申請可能なクイズ団体に関する規定」について、2017年の役員会発足前の段階では暫定で以下を全て満たす団体と規定する。

 

 

第18条 2022年度総会決議において、第12条の事業年度について「毎年4月1日から翌年の3月31日」から「毎年7月1日から翌年の6月30日」と変更となった。これを踏まえ、2022年度に限り4月1日から6月30日までの変則的な事業年度が発生するが、これを「2021/2022年度移行期」として扱う。

 

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以上の変更について、地域代表者の全会一致で可決された。

 

 

【議事3】AQL会長立候補の推薦について

前会長市川の意向により、2022年度のAQL会長を4月中旬から5月末までに広く募集した。

 

結果、以下2名より立候補意志があった。

佐々木康彦

山下雄太

(以上、立候補順) 

 

ご本人よりの立候補に際しての文章、及び地域代表が推薦の可否を決めるため行った質問への回答を共有した。(回答はこちら、一部非公開

また、追加の質疑応答が口頭で行われた。

 

質疑内容を踏まえ、両者にそれぞれ地域代表者の推薦が得られた。

従って、以下2名を正式な2022年度会長候補とする。

佐々木康彦(推薦:輿、多ヶ谷、市川)

山下雄太(推薦:小鍋、増茂、小泉)

 

 

 

 

【議事4】AQL会長、監事の選出

投票に先立ち、各候補の推薦者に、推薦理由を述べていただいた。

 

その後、会長立候補者に対して、地域代表による投票を実施した。

佐々木康彦 12票

山下雄太 3票


以上の地域代表による投票の結果、過半数の支持を獲得したため、AQL会則第9条6の規定に基づき、佐々木康彦を2022年度のAQLの会長として選出した。

任期は、選出時点から、来年の定期総会(2023年4-9月の間に実施)まで、1年となる。

 

監事について、奥山、輿、小泉、市川の推薦により、春日誠治が推薦された。

地域代表による推薦理由の説明があった。

 

信任投票を実施し、地域代表者の全会一致で春日誠治を監事に選出した。

任期は2年となる。なお、春日誠治は2期目となるため、新会則に従い、2年後の立候補・推薦はできない。

 

なお、投票者は非公開とするが、各地域代表の判断で、地域及び個人からの発信により投票先や投票理由等を述べることは問題ないものとする。

 

 

【議事5】2022年度のAQLの運営について

2022年度のAQLについて、「一般の部」「ジュニアの部」、両方について全国大会を開催する方針で進める。 ただし、現状まだ全国大会の会場が確保できておらず、オンラインも含めた開催方式を新会長のもと検討する。 7月の総会で再度議論する。

 

現時点で決定する内容は以下の通り。

・地域リーグの開催計画(日程調整、会場の確保など)は、各地域代表で進めて構わない。不明点があれば随時相談する。

・2022年度公式サイトは、新会長による体制で早急に準備を進める。

・2022年度の「夏のセンバツAQL」については、前体制で指名された栗林事務局長を中心とする体制で運営することを、新会長も含め確認した。ベスト4の放送予定等についても、早急に議論していく。

・協賛企業への交渉は、佐々木新会長の指名により、中林ももを中心に6月より開始する。

・年度の変更に伴い各種処理が必要となった「2021年度会計」「2021/2022年度移行期会計」については、佐々木新会長の指示により、市川前会長が責任をもって行う。

・AQLサポーターズクラブは継続する。サポーターズクラブ企画関連の取りまとめは多ヶ谷が、会員管理事務は市川(暫定)が、新会長の指名を受け、引き続き担当する。

・メールやTwitterアカウントについて、引継ぎが完了するまでは、佐々木新会長の指示により暫定で市川前会長が運用を続ける。ただし、早急に引継ぎを実施していくものとする。

 

【議事6】フェアプレイ規定素案について

前会長の市川より、フェアプレイ規定草案の提示があった。

本策定は佐々木新会長が引き継ぎ、7月の総会で決議できるように進める。

 

ダウンロード
AQLフェアプレイ規定20220514.pdf
PDFファイル 395.2 KB

 

【議事7】今後のスケジュール確認

  [地域代表関連]

各地域代表は以下を「7月中旬までに」進める。

  • 「リアル開催」「オンライン開催」「ひとまずリアル前提で用意しオンラインに切り替えることを示唆しながら行う」「開催しない」「他地域と合同開催」のいずれかを選択(参加団体に意見を募ることが望ましい)
  • 加盟・登録団体で、開催日についてスケジュール調整を行う(可能な限り、総会後すぐにメールを送り(アドレスは速報サイトからcsvをダウンロードして得る)(スケジュール調整サイトの例(例1例2)。SNSのアンケート機能などを使ってもよい)

また、以上の結果を踏まえ、以下を「7月末日」までに決定、実施する。

  • 開催日の確定、会場の確保
  • 共通事務員への依頼を行うかを決定(昨年度までの共通事務員を依頼できる条件の目安:該当地域から「サポーターズクラブ会費」「全国共通ジュニア問題提供など、全国運営への協力(1チーム2000円として計算)」を合計し、「社会人チーム数×2000円」以上の協力があるか、などを参考にしていたが、これを継続するかは要議論)
  • 新・一心精進で告知
  • 開催地一覧表の更新
  • 仮サイトの作成(開催地一覧更新次第、担当者が実施する可能性あり)

また8チーム以上が参加するリーグ告知の際には、「2部リーグ化に備えた文言」を加えておくことを推奨することにした(例:来年度は7位以内をシードとし、8位以下と新規チームで予選を行う可能性があります)。

 

【今後についての地域代表のコメントメモ】

*共通事務は、今年も行うか、予算負担をどうするか、相談していく。まずは希望を伺っている段階。

増茂弘規 オンライン開催。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

奥山智朗 オンライン開催。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

石上弘登 リアル開催を予定。ただし、会場が取れない場合オンライン化の予定。

市川尚志 8月11日(日)にビギナー&チャレンジリーグ、12月18日(日)トップリーグの日程で、いずれもリアルで予定。また、埼玉県高等学校クイズ連盟と連携し、中高生向けのナンバーワン決定戦も開催予定。共通事務は今後相談。

杉本光季 リアル開催を予定。学校の方針や各団体の意見次第で変更の可能性有。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

多ヶ谷有 リアル開催を予定。一般の部は2部構成を予定。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

大畑壮也 リアル開催を予定。一般の部・ジュニアの部共に2部構成を予定。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

輿友浩 一般の部・ジュニアの部共にリアル開催を予定。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

小鍋祐輔 リアル開催を予定しているが、アンケート次第で変更あり。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

山田直樹 リアル開催を予定しているが、対象地域が広いこともあり、アンケート次第でリアル・オンラインハイブリッド方式なども考えている。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

田中克実 リアル開催を予定している。今回はチャレンジリーグ開催の可能性有。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

小泉直也 できればリアル開催をしたいと考えているが、リーグができたばかりなので、ここから参加チーム代表と相談しつつ決めていく。また、一般の部は9チーム定員を考えているため、関西リーグで「東部移籍可能」というところも含め移籍希望チームを呼びかけ、先着1チームを関西東部リーグとすることを考えている。ジュニアチームの西部東部の移動は、相談をしながら認めるかを考えていく。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

北田 吏 名称は関西西部リーグに変更予定。今年はリアル開催を目指したいが、感染症対策についてご意見を伺った上で決定する。ジュニアチームの西部東部の移動は、本年度は過渡期ということもあり、内容を踏まえ今後相談しながら認めるかを考えていく。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

野津英樹 リアル開催を予定しているが例年通り、各サークルに希望を取って決定する。11月頃を考えている。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

杉原優樹  原則オンラインで開催。共通事務はジュニアのみ賞状をお願いする予定。

 

[会長、次回総会関連]

以下については、今後会長を中心とした体制で調整したうえで、3-4週間後に佐々木新会長を中心に召集される第9回総会で議論する。

・会計報告、監事報告(総会案件)

・会長、監事の役員報酬決定(総会案件)

・会長に直接かかわる団体・個人への発注内容および発注額決定(総会案件)

・役員選出とその確認

・AQL2022全国大会の開催計画並びに全国枠数

・フェアプレイ規定の詳細議論

・安全ディスカッション、安全マニュアルの改訂有無議論

・全国共通ジュニア問題、全国大会ジュニア問題の問題監修の決定

・全国側で用意する賞状の範囲について、並びのその予算負担先

佐々木新会長としては、去年まで業務を行われていた方に、まず打診したいと考えている。 

 

 他、以下を会長の宿題事項とする。

 

・事務体制の確立

・他、各種事務の前会長からの引継ぎの開始(メールやTwitterを始めとした各種アカウント等も含む)。

 

また準備期間においても、新会長が指名する役員候補については新会長の判断で「役員予定者」として6月時点で各種実務を開始することを可能とする。

 

スタッフSNSについては、ゆるやかにDiscordに移していく方針を確認した。

 

【追記】前会長、新会長挨拶

 

今回で退任する市川尚志前会長より、挨拶があった。

 

「2017年の立ち上げから5年という長きにわたり、AQL会長を務めさせていただき、ありがとうございました。市川の力不足で色々ご迷惑をおかけけした面も多く、大変申し訳なく思います。そんな中でここまで続けてこられたのは、多くの方々のご協力のおかげだと思っています。

最後に、今回の会長選挙実施についての考え方を改めて説明します。

AQLは、「開かれた団体」を目指してきたと考えています。そして私の体制のAQLでは「みんなでつくるクイズリーグ」を掲げてきたように、「この仕事を責任をもってやる!」という「責任をもって汗をかく意思のある方の提案・意見」を常に重視してきました。多少会長として同意しない点があっても、「自ら汗をかいて「大会をつくる」ことに加わる意思のある方の意見」は優先するという考え方です。私自身、古くは20年前に立ち上げた大会の時から一貫してきたスタンスです。今回のAQLで典型例をあげるなら「地域として責任をもって手を挙げることで、初めて地域リーグとして認め、代表枠を割り振る」「その上で「地域自治」として、地域リーグの中身は地域代表の意志に任せた」といったところです。任期最後のタイミングで、北田代表への負担一極集中が問題となっていた関西リーグにおいて、ボトムアップの形で関西東部リーグから自ら手が上がったことは、本当に素晴らしかったと思っています。

その意味で、今回の選挙も、立候補意志表明までは制限をつけることなく広く「責任を伴った上での立候補」を募集し、立候補者に自らの考え方を表明していただき、地域代表者は候補者に対して質問をぶつけ、その回答ももとに「推薦先」「投票先」を決めていただく形ととしました。新会長を選ぶにあたり、こういった団体の選挙にありがちな「実質的な後継指名」「硬直化」にならないように心掛けたつもりです。実は佐々木さんには私が会長を辞める表明をした直後に個人としてお声掛けはしましたが、「あくまで後継指名ではなく、一候補として平等に出る意思があるなら」ということを事前に強くお伝えしていました(佐々木さんの他にも同様の声をかけた方はいらっしゃいます)。

今回立候補されたお二人は、いずれの候補者も真剣に「(各人の視点で)AQLの運営全体像の問題点を適切にとらえた上で、AQLが継続すること」を考え各種回答をされたと私は考えます。市川は「埼玉リーグ地域代表の立場」で今後のAQLを踏まえどちらの候補がよりふさわしいかの観点で投票を行いましたが、立場が違えば異なる投票行動をしていたと思われ、そのくらいどちらの内容も素晴らしかったと考えます。そして地域代表者は、前会長の投票意志に影響されることなく、地域代表者の意志で投票をしていただいたと思っております。結果は佐々木さんが会長に選出となりましたが、AQLの運営を一から考え直すきっかけとなる、大変よい選挙戦になったと思っています。

佐々木新会長、ぜひがんばってください。私もまだ先期の会長引継ぎワークが残っていますし、最初は引継ぎにて全面協力します。また、埼玉リーグ代表としては引き続き運営に協力していきます。が、今まで市川が前会長として直轄していた「会長ワーク」について、ずるずると市川が担当者として引きずること、そして結果的に市川が院政を敷くような形は望んでいません。基本各ワークの責任者・担当者には市川以外をあて候補者がいなければ実施自体を再考する(=市川に負担させ、執行部に直接的な影響を与えさせ続けない)ことをお願いします(埼玉リーグに移管可能な「武蔵浦和クイズフェスタ」など一部を除く)。そして、佐々木カラーでの今後のAQLに期待したいと思います。何より佐々木さんは会長という「最も汗をかく役目」に立候補し支持を受けたわけですから、今後AQLにおいては佐々木新会長の運営に対するお考えが最も尊重されるべきと考えます。

佐々木さん以外の皆さん、ぜひ佐々木新会長体制を支えていただければと思います。ただ、佐々木さんも山下さんも立候補時に大なり小なり共通して掲げていたのは「スリム化・縮小化」でした。この路線の中ですから、もし「執行部の仕事や金銭負担を明らかに増やす方向の意見」を出す方は、出来る限り「佐々木体制を実務面で支えることも同時に考えて欲しい」というのが、私からの最後のメッセージです。

5年間、本当にありがとうございました。」

 

 

 

続いて、新たに会長に就任した佐々木康彦さんより、挨拶があった。一部を記載する。

「「これなら向こう数年やれる」という、運営の強い骨組みを作りたい。大会をやりやすくする体制を作っていきたい。皆様に色々なご意見を伺いながら、進めていきたいと考えている。宜しくお願い致します。」

 

以上