『AQL2019全国大会』の再延期と『AQLオンライン2020』開催について

お世話になっております。

 

まず結論からお伝えします。

「AQL2019全国大会は、2020年8月15日の開催を断念し、2021年3月に延期します。開催方式・詳細日程は「未定」とし、2020年12月を目途に、開催可否・開催方式・日程を発表します。」

 

「2020年度のAQL地区大会・全国大会は「AQLオンライン2020」として、オンライン開催をメインとします(感染が落ち着き開催できる地域は、地域判断でリアル開催で予選をしてもよいが、全国大会はオンラインで確定)

 

詳細をお伝えします。

 

AQL2019全国大会について

2019年度の全国大会は2020年8月15日に延期して開催予定でしたが、以下の理由により延期と致します。

  • 6月下旬に参加チームへのアンケートを実施した結果、特に遠方のチームより今回の開催を危惧する声が多い状況となった。また、学校や職場からの指導で出場できないチームも多く、「可能な限り地域リーグと同じルールである10人で」という意見が無視できなかったほどに多かった。(多数決では「開催」が優勢だが、AQLは「みんなでつくるリーグ」であり、中高生・社会人共に、皆が開催に向けて一致団結できてこそ、開催に至れると考えている)
  • 自粛解除後の感染者数の動きを可否決定となる7月上旬まで注視したが、6月の東京都の感染者数が増加、さらにここ数日他県も増加する傾向が出始めている。
  • 延期に際して、「リアルで予選を行った大会は、リアルで決着をしたい!」という意見は多数あり、「再開催」で最も希望が多かったのは3月への延期であった。
  • 3月開催であれば、2019年度全国大会行きを勝ち取る主力になったであろうジュニアの部の現高校3年生が受験を終え気兼ねなく参加できる
  • 「オンライン開催」も選択肢に挙がったが、8月では大規模なオンライン開催を行うにしてもツール関連の準備が追いつかない可能性が高い

なお、会場・方式として、もともとAQL2021の決勝予定地となっていた「日経ホール(2021年3月27日に仮押さえ状態)」でのリアル開催を一つの候補と考えておりますが、現時点では会場・日程・開催方式(「リアル」か「オンライン」か、「ジュニアのみ」か「一般も含めて開催する」か)を含め保留とします。また、これは最後の延期処置であり、2021年3月頃に開催できない場合、「完全に中止」とします。

 

開催方式については後日発表しますが、「現大学1年の出場ルール」については踏襲予定です。また、ジュニアの問題については、1年寝かせると問題としての賞味期限として苦しいことから、改めて「2021年3月を想定した問題」を「2021年2月頃再提出」していただく予定です(同じサークルが希望すれば同じサークル、集まらなければ別サークルを改めて募集)。

今回ジュニア向けにご提出いただいた問題については、「別用途での使用に合意いただけるチームの問題」に限り、7-8月に「オンラインAQL」のテストを行うミニネット企画の問題として使用することを検討中です。

 

 

『AQLオンライン2020』について

 2020年度のAQLについては、全ての予選・全国大会をリアル開催するのは現状相当難しい状況にあります。以上を踏まえ、2020度は「AQLオンライン2020」として、オンラインを中心に開催することにします。

  • 『AQLオンライン2020』というタイトルになります。ナンバリングには含めるが、オンラインメインの大会であり、やや番外編であるという扱いになります。
  • 全国枠は「一般32」「ジュニア32」とする予定です。決め方は2020で予定していた代表枠の考え方を踏襲しますが、「前年優勝枠」はなしとします。また、各種調整を踏まえ「8月末」までに詳細ルールと共に各地の全国枠を決定します
  • 地域リーグは、地域代表判断で「オンライン開催」「リアル開催」「開催せず」から選択することになります。2020年8月~2021年1月に開催、開催できない地域リーグの全国枠は「全国一斉最終予選」に回ります
  • 「AQLオンライン2020全国大会」は、1月中旬から2月にかけて開催します。一般・ジュニア共に「「32→8」と絞る前半戦」と「「8→1」に絞る後半戦」に分けます。詳細ルールは9月上旬までを目途に発表予定です。
  • 「AQLオンライン」でも、補強制度を継続します。ただし、上限人数は未定とします。
    地域トップリーグ開催にあたっての下部リーグからの補強(=チャレンジリーグで敗退したメンバーを加え、トップリーグに出場する)も、「地域のクイズの発展」という趣旨に合致するならば、地域代表者判断で上限人数含めて自由に定めてよい。
  • Q-pot等を使ったオンラインツールを用いて「総当たりリーグ戦」が運用できるかのテストを兼ね、「プレAQLオンライン・リーグ戦編」を、7月末から8月にかけて複数回実施する予定です。なお、問題にはAQL2019で使用予定だった「全国ジュニアの問題」の中で、出題チームから許可がとれたものを使用します。
  • 今回「オンライン」導入については事前に周知できていなかったため、「オンラインなら開催できる」という「新地域リーグ」を7月末日まで追加募集します。新リーグ設立を考えている地域の方はこちらまで7月末日までにご連絡願います。

 

以上、大変ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。

 

AQL会長

市川尚志

クイズLIVEチャンネルで放送された『プレAQLオンライン』の様子。北海道から沖縄まで離れた地域のメンバー同士が、リアルAQLに負けない名勝負を繰り広げました。
クイズLIVEチャンネルで放送された『プレAQLオンライン』の様子。北海道から沖縄まで離れた地域のメンバー同士が、リアルAQLに負けない名勝負を繰り広げました。